学科長挨拶

東京工業高等専門学校情報工学科 学科長

 情報工学科は,コンピュータ・情報技術などを修め,インターンシップや卒業研究で社会性や計画性を学び,情報通信ネットワークシステム・コンピュータ組み込みシステムなどの分野で新たなシステムを柔軟に提案構築する人材を育てます。
 情報工学の分野はその進歩が早く,5年前の新技術はすぐに過去のものになってしまいます。10代後半から20歳の若い学生には,目先のことでなく情報工学の原理原則を学ぶと共に,新しいことの学び方を学んでほしいと考えています。

 低学年では,基礎的な内容を分かりやすく修得する授業・演習・実験がありますが,高学年においては,難しい内容を自力で学ぶ力をつけてもらいたいと考えます。卒業後も学び続ける力を養うことを目指しているからです。苦労して,理解して,新しいことが身に付いたという達成感には,途中は苦しいけれど充実した喜びがあります。演習課題や自由課題などで新しいプログラムが思い通りに動いた時にも,途中は苦しいけれど最後には充実した喜びがあります。
 情報工学科は苦しいけれども,達成した喜びを感じたいという学生に期待しています。

 情報工学科の先輩卒業生の中には,企業で製品開発やプログラムパッケージを開発したり,大学や研究機関で研究したり,ベンチャ企業を立ち上げたりと様々な先輩がいます。学校の中だけでは教えきれないこと,体験させられないことは,こうした先輩たちの力も大いに取り入れながらの教育をしています。
 情報工学科の学生の中には,語学の資格修得,IT資格取得も熱心に挑戦する学生がいます。また学会などで活躍する学生もいます。身近な上級生,同級生からも学ぶところがたくさんあると思います。そして卒業後,さまざまな分野で活躍している友人たちは一生の宝ものになるでしょう。

 新しい体験に好奇心を燃やしている若い学生であふれる情報工学科にしてゆきたいと思います。皆様のご支援をお願いいたします。